母親の役割という罠――新しい母親、新しい父親に向けて

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  • フランシーヌ・コント
  • 井上湊妻子訳
  • 四六上製 376ページ
    ISBN-13: 9784894341562
    刊行日: 1999/12

「母親」「父親」って何?

長年にわたり女性たちへのインタビューを積み重ねてきた著者が、フロイト/ラカンの図式的解釈による「母親」=悪役イメージを脱し、女性も男性も生まれくる子供も本当に幸せになれるような、新しい「母親」「父親」の創造を提唱する、女性・男性とも必読の一冊!





目次

日本の読者へ

序 文

 I  「母性本能」 という三千年来の神話

 第1章 言説のなかの子供
 第2章 自然なる母親
 第3章 邪悪な母親という自然
 第4章 女性という暗黒大陸
 第5章 父の名

 II 現代の母性

 第6章 母性のリスクと願望
 第7章 妊娠 ―― 知られざる者 (胎児) の時間
 第8章 新生児と知り合う時間
 第9章 母と子のペアの時間
第10章 母と子の分離の時間
第11章 ひとりの男性の存在
第12章 両親の陰で
第13章 子供の性的アイデンティティーはちょっとした違いか
第14章 セクシュアリテと母性 ―― 無分別の理由

III イオカステの解放 ―― 新しい親の生成

第15章 子供の自己創造のために
第16章 男性という仮面
第17章 将来の女性
第18章 新しい役割分担の向けて

結 論


訳者解説

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