賀茂川日記

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  • 岡部伊都子
  • A5変上製 227ページ
    ISBN-13: 9784894342682
    刊行日: 2002/1

「岡部伊都子随筆集」第四弾!

京都・賀茂川の辺から、筑豊炭坑の強制労働や、婚約者の戦死した沖縄…を想い、綴られた、2000年『過程画報』で話題の最新連載を収録の他、著者の心に響いた本から選りすぐりの12の文章を紹介。





目次

賀茂川日記

女人高野・室生の里
雛まつり
輪島をたずねた日の大椀
沖縄を思う
嵯峨野の雨
京の清水焼陶器祭り
信州・山また山の香り
筑豊・悲しみを 「忘れじ」
富士山・その壮麗を支えるもの
隠岐の海、 その島舞台
愛・女人ゆたかに


こころに響く言葉

日本で民主主義が死のうとしている
徐京植 対話集 『新しい普遍性へ』
広島のような経験を、 人類は再びするなよ
小倉豊文 『絶後の記録 ―― 広島原子爆弾の手記』
詩も死も再生です
島田等 詩集 『次の冬』
死ぬという大切な仕事
三浦光世 『死ぬという大切な仕事』
今日のお仕事はなんですか
高野悦子 『母 ―― 老いに負けなかった人生』
井戸のそばにさくら
直木孝次郎編著 『大和の文化と自然』
あきらめずにやってみなきゃ
高木仁三郎 『鳥たちの舞うとき』
ままごと夫婦みたいなもの
松下竜一 『ビンボーひまあり』
「在日」 は畢竟 / 流離のはての遠景だ
金時鐘 誌集 『化石の夏』
もっとも光り輝いたのが慈悲の教え
山折哲雄・文 / 大村次郷・写真 『ブッダの教え』
ウグイスは 「カー」 と鳴けるか
日高敏隆・阿部謹也 (対談) 『「まなびや」 の行方』
自他ともに解放への人間哲学
土方鐵 『小説 石田波郷』


個の想い

障害のひかり  枯れすすきも、 花  町家に並ぶ 「脱原発」 野菜
忘れられない舞楽  「ラジオ深夜便」 の念  積極的に平和を!
司法 判断  アメリカ被爆兵士の告発  美しいお茶
摘む美・摘む悪  安心して歯の治療をお任せ  十年の呼吸
歌をうたう  夏の花・芭蕉布  二〇〇二年への祈り
平和な社会の個でありたい


あとがき
初出一覧

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