三生三世――中国・台湾・アメリカに生きて

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  • 聶華苓
  • 訳=島田順子
  • 四六上製 272ページ
    ISBN-13: 9784894346543
    刊行日: 2008/10
  • 中国人女性作家の生涯から見える、激動の20世紀。

    奇蹟の泉のような書物」 (吉増剛造氏 評
    詩人エングルと共にアメリカ・アイオアに世界文学の一大拠点を創出した中国人女性作家の波乱の人生。その生涯を通して、アジアと太平洋の激動の20世紀を浮き彫る!

    目次

    第1部 故郷の歳月 (1925~1949)

    長江は東に流れる

    再生縁/母の問わず語り/小さな虹色のパラソル/祖父と真君/私の劇場/年越しの赤色/魂が帰り来たる/そろいの赤い帽子 / 家を離れて

    流れ、 流れて

    『懐かしき故郷』 / 『西の山に日が落ちる』 / 『長江の水を引け』 / 『嘉陵江で』 / 『黄河の恋』 / 『満江紅』 / 『玉門より出陣する』 / 包囲された街 / 私は瀋陽から来ました / 余話一章 談鳳英を尋ねて ――50年後


    第2部 生・死・哀・楽 (1949~1964)

    緑島セレナーデ

    雷青天/1960年9月4日/雷震と胡適/母と息子/バラの花束/誰が母をだましたのか?/巡り逢い、 1963年


    第3部 アイオアの赤い家 (1964~1991)

    手をたずさえて

    手紙 / トウモロコシ畑から来た人 ――ポール・エングル/結婚指輪は? / 娘たち

    その小船

    共に長江の水を飲む / さようなら雷震、 1974年 / その小船 / ようこそアウシュビッツ収容所へ! / ソフィ女史 ―― 丁玲 / 独り歩む ――陳映真 / 運命のチェコ人 ――ハベル (Vaclav Havel) / 流浪を追い求める詩人 ――吉増剛造

    別れの思い出

    赤い家のスケッチ / 別れの思い出 / 私が死ぬ時(1991年、 未完) ――ポール・エングル


    訳者あとがき
    アイオワ大学国際創作プログラム 日本人作家・参加者一覧
    著作一覧

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