江馬細香――化政期の女流詩人

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  • 門玲子
  • 四六上製 504ページ
    ISBN-13: 9784894347564
    刊行日: 2010/08
  • 漢詩人、頼山陽がその詩才を高く評価した女弟子の生涯。

    医師、江馬蘭斎の娘に生まれ、江戸後期に漢詩人・書画家として活動した女流文人、江馬細香(1787-1861)の画期的評伝、決定版!!

    吉川幸次郎氏激賞! (本書所収)
    「最も感心したのは この文章の確実さです 中国風に比喩すれば 翔実堅栗 女流には珍らしいそれ而も女流でなければ書けぬと思われる部分をも随所に含み・・・・」

    目次

     『江馬細香』 讀後 ――はじめににかえて (吉川幸次郎)

    序 章  細香への誘い
    第1章  三従総テ欠ク
    第2章  鴛鴦 (えんおう) の詩
    第3章  雪の日に
    第4章  父と娘
    第5章  ひなまつり
    第6章  日永金針覚微倦 (日永く 金針 微倦を覚ゆ)
    第7章  伏見梅渓に遊ぶ
    第8章  出版差止め
    第9章  別れの予感
    第10章 三つの死
    第11章 源氏物語を詠む
    第12章 思い出す日々
    第13章 大坂の旧友たち
    第14章 逝く春
    第15章 夕映え
    第16章 あらし
    終  章 只憐病状似先師 (ただ憐れむ病状先師に似たるを)

    江馬細香 略年譜
    主要人物注
    参考資料・参考書
    初版あとがき / 新装本あとがき / 藤原書店版あとがき
    人名索

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