高畠学 叢書■文化としての「環境日本学」

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  • 早稲田環境塾(代表・原 剛) 編
  • A5並製 288ページ
    ISBN-13: 9784894348028
    刊行日: 2011/5
  • 「農」からの地域自治

    「地域づくり」と「持続可能な社会」とを結ぶ基盤とは何か。「無農薬有機農法」実践のキーパーソン、星寛治を中心として、四半世紀にわたって、既成の農業観を根本的に問い直し、真に共生を実現する農のかたちを創造してきた山形県高畠町。現地の当事者と、そこを訪れた「早稲田環境塾」塾生のレポートから、その実践の根底にある「思想」、その「現場」、そしてその「可能性」を描く。
    【口絵:カラー8頁】

    目次

    「環境日本学」 を創る  [高畠、 水俣、 京都、 中国、 東京を研究フィールドとして]
    原 剛
    なぜ高畠へ向かうのか  [キーパーソン星寛治氏と同志たちに学ぶ]
    原 剛


    第I部 なぜ、 高畠か
    原 剛

    有機無農薬農法がもたらしたもの [農政との関連で]
    時代潮流から 「高畠」 を読む (1972~2010年)
    [「環境」 と 「持続可能な発展」 の原型を地域社会に求めて]
    高畠の場所性


    第II部 地域づくりの精神
    [編・構成] 吉川成美

    1 新しい田園文化社会を求めて

    新しい田園文化社会を求めて [有機農業の展開を軸に]
    星  寛治
    尊農攘衣の思想 [反TPPの地域論]
    星  寛治

    2 高畠の実践

    まほろばの里・草木塔考
    遠藤周次
    生産者と消費者が共に生きる関係 ―― 「提携」
    中川信行
    38年間の有機栽培を通して考えるその意義と役割
    渡部  務
    「複合汚染」 から地域づくりへ
    佐藤治一
    農業から健康を考える食の将来ヴィジョン
    菊地良一
    文化としての蛍の光、 カジカ蛙の声
    島津憲一
    耕す教育現場からの発見
    伊澤良治

    3 星寛治の世界

    野の復権 [はてしない気圏の夢]
    吉川成美


    第III部 高畠から未来へ
    [編・構成] 原 剛

    1 環境日本学への招待

    実感を持つために、 観念の世界から飛び出す
    加藤鐵夫
    [経済合理性を超えた価値観の創造を]
     
    新たな内発的発展の起点を創ろう
    吉原祥子
    [伝統的思想を結び直して]
     
    西欧思想への順化の過程と離反の前兆
    加藤和正
    [宗教的自然観の教えるところ]
     

    2 塾生は高畠に何を見たか

    いのちのマンダラ
    嶋田文恵
    主体的に 「精神的辺境性」 を生きる意志  [“ひと” を育んだ風土]
    西村美紀子
    有機無農薬農業の成功要因と課題
    妻夫木友也
    鎮守の森との出会い
    岡市仁志
    『もののけ姫』 の世界で
    関谷  智
    止まったままの時計
    名嘉芙美子
    グリーン・ニューディール農業を培え [協同経済の王国]
    水口  哲
    環境保護には “公共知的エリート” が必要
    馮  永鋒

    あとがき
    農業・環境史年表 (1948-2010)
    資料 (生産者と消費者の提携の10か条 / たかはた食と農のまちづくり条例)

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