戦場のエロイカ・シンフォニー――私が体験した日米戦

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  • ドナルド・キーン (聞き手)小池政行
  • 四六上製 216ページ
    ISBN-13: 9784894348158
    刊行日: 2011/8
  • “平和主義者”ドナルド・キーン

    「私は骨の髄からの平和主義者で、戦争ほどの罪悪はないと信じていましたから。したがって、日本を叩く時がやって来たという気持ちは毛頭なく、最後まで戦争の回避を祈っていました。」(本文より)

    目次

    はじめに ―― キーン先生と戦争、 そして今  小池政行

    小池さんとの出会い  ドナルド・キーン


    I 戦争を問う

    吹きこまれた偽りの思想 ―― アッツ島から
    戦争と日本人
    日米戦は不可避だったか
    どうすれば開戦は避けられたか
    日本人の戦争日記
    戦場のエロイカ・シンフォニー

    II 記憶のなかの戦争

    愛国心について
    私の反戦、 平和主義
    ヨーロッパ戦線と真珠湾攻撃
    地の果て、 アッツ島
    ルーズヴェルト大統領の希望の声
    軍隊で日本語資料の翻訳
    ハワイの日系人
    レイテ島へ
    沖縄の人びと
    沖縄と日本、 アメリカ
    神風特攻機を見た
    捕虜収容所所長オーティス・ケーリさん
    もし本土決戦になったら……
    ある日系人大尉の屈折
    『源氏物語』 との出会い
    これからの日本

    III 戦争を超えて

    日本語との縁
    沖縄に上陸した日
    原爆と大規模空襲
    ポール・ブルームの終戦工作
    京都を救ったスティムソン陸軍長官
    沖縄からサイパン、 ハワイ、 グアム ―― そして終戦
    日本の無条件降伏
    終戦後の日本人の激変
    戦争がもたらした憎しみを超えて
    戦争と作家
    三島文学と私
    三島の死
    日本はまた戦争をするか
    おそろしい内戦
    幸運に恵まれた人生

    エロイカ・シンフォニー  ドナルド・キーン

    あとがき  ドナルド・キーン

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