世界史入門――ヴィーコから「アナール」へ

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  • ジュール・ミシュレ
  • 大野一道編訳
  • 四六上製 264ページ
    ISBN-13: 9784938661724
    刊行日: 1993/5
  • ミシュレの歴史観の全貌

    「異端」の思想家ヴィーコを発見し、初めて世に知らしめた、「アナール」の母ミシュレ。本書は初期の『世界史入門』から『フランス史』『十九世紀史』迄の著作群よりミシュレの歴史認識を伝える名作を本邦初訳で編集。L・フェーヴルのミシュレ論も初訳出、併録。

    目次

    I

    世界史入門

    II

    偉大なる天才の孤独
    『ヴィーゴ選集』 まえがき

    全体としての生命の復活
    『フランス史』 1869年の序文

    社会主義、 軍国主義、 産業主義
    『19世紀史』 第一巻序文

    ヨーロッパの精神と時代の産物
    『19世紀史』 第三巻序文
    「今世紀全体への、 およびその急速な衰退への一瞥」

    * ミシュレ 『19世紀史』 目次

    〔付篇〕
    ジュール・ミシュレあるいは精神の自由 リュシアン・フェーヴル


    〈訳者解説〉
    ミシュレにおける自由と民衆

    ミシュレ略年譜

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