- 石牟礼道子+鶴見和子 著
- A5変並製 320頁
ISBN-13: 9784894342767
刊行日: 2002/4
思想の“誕生”の現場へ
学問、道楽の世界を問わず、多くの人を惹きつけてやまない鶴見和子。その魅力の謎が多彩な人々との対話を通して明かされる対談シリーズが遂に発刊!鶴見和子の幅広い活動分野の全体像が浮かび上がる!
目次
第1場 出会い ―― 水俣へ
第2場 息づきあう世界 ―― 短歌
第3場 言葉果つるところ ―― もだえ神さん
第4場 人はなぜ歌うのか ―― いのちのリズム
第5場 近代化への問いと内発的発展論 ―― 水俣
第6場 「川には川の心がある」 ―― アニミズム
第7場 四角い言葉と丸い言葉
第8場 「東京に国はなかったばい」
第9場 いのちの響き
第10場 アニマ ―― 民衆の魂
〈幕間〉 石牟礼道子、 『アニマの鳥』 を語る
第11場 国を超えるアニミズム
〈石牟礼道子に聞く〉 白い蓮華、 鶴見和子
〈対談を終えて〉 み後を慕いて
あとがき
石牟礼道子
鶴見和子