雑誌『兜太 TOTA』vol.4 (Mar. 2020)  〈特集〉龍太と兜太――戦後俳句の総括

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  • 〈編集主幹〉黒田杏子 〈編集長〉筑紫磐井 〈名誉顧問〉金子兜太
  • 〈編集顧問〉瀬戸内寂聴 藤原作弥 芳賀徹
  • 〈編集委員〉井口時男/坂本宮尾/橋本榮治/横澤放川/藤原良雄
  • A5並製 208頁・カラー口絵8頁
    ISBN-13: 9784865782622
    刊行日: 2020/03

伝統俳句、前衛俳句の両雄を対比

昨年生誕百年を迎えた金子兜太(1919-2018)と、今年生誕百年を迎えた飯田龍太(1920-2007)。生まれは一年の違いながら、片や前衛俳句、片や伝統俳句の雄として、現代俳句の歴史を決定づけた。それぞれの郷里である秩父・甲斐の自然に深く傾倒・沈潜しつつ、最晩年まで「海程」の主宰を務め俳句を作り続けた兜太と、「雲母」を七十二歳で終刊し、以後俳句の発表を控えた龍太。好対照をなす二人の対比から、戦後俳句の総括を試みる。

【編集体制】
〈編集主幹〉黒田杏子
〈編集長〉筑紫磐井
〈名誉顧問〉金子兜太
〈編集顧問〉瀬戸内寂聴 芳賀徹 藤原作弥
〈編集委員〉井口時男 坂本宮尾 橋本榮治 横澤放川 藤原良雄



【目次】


〈カラー口絵〉 金子兜太百年祭in皆野町/兜太句碑 撮影=黒田勝雄

●特集 龍太と兜太――戦後俳句の総括

筑紫磐井  龍太と兜太の晩年/定住と漂泊――「結社の時代」の乗り越え方
金子兜太・飯田龍太 対照年譜(1919-2019)

〈兜太から龍太へ、龍太から兜太へ〉
兜太・龍太 自選句集(解題=筑紫磐井)
飯田龍太+金子兜太 〈対談〉次代への期待(1987年)
飯田龍太  低音のよろしさ―金子兜太(1968年)
金子兜太  高潔な句風、突然の俳壇引退の謎(2007年)

〈飯田龍太という存在〉
飯田秀實  祖父蛇笏、父龍太その傍らで
宮坂静生  飯田龍太・入門
黒田杏子  ご 恩
井上康明  「雲母」の系譜と金子兜太

〈わたしの龍太、わたしの兜太〉
宇多喜代子  前をゆく二人
下重暁子  ユーモアとアナーキー
対馬康子  内なる兜太・外なる龍太
仁平 勝  天敵ではなくて
三枝昂之  龍太という恩寵

〈龍太と兜太〉
舘野 豊  定住の詩情
高柳克弘  にわとりと蝮
岸本尚毅  手に乗る禽
渡辺誠一郎  合わせ鏡としての存在
高山れおな  兜太日記の中の龍太
中岡毅雄  龍太の調べ 兜太の調べ
高田正子  会わなかったひとから学んだこと
田中亜美  〈露〉の龍太・〈霧〉の兜太――山の男の友情をめぐって

●金子兜太百年祭in皆野町
金子兜太さん生誕満百年の2019年9月23日、ふるさと秩父の皆野町では、町を挙げて「金子兜太百年祭」が開催され、金子兜太さんゆかりの方々が登壇したリレートークも行われた。
〈登壇者〉河邑厚徳 堀之内長一 坂本宮尾 井口時男 中村和弘 筑紫磐井 横澤放川 対馬康子 橋本榮治 金子眞土 宇多喜代子 加古陽治 黒田杏子(司会)
[附] 出張「兜太俳壇」in皆野町

■寄稿・連載
坂本宮尾  英訳された兜太俳句――翻訳の課題
井口時男  野生とユーモア――前衛・兜太(4)
横澤放川  社会性と形而上性と――金沢紀行(3)

■兜太 俳壇 (第3回)
総評(黒田杏子)
選句・選評(黒田杏子 筑紫磐井 橋本榮治 坂本宮尾 井口時男 横澤放川)

〈本文カット〉中原道夫

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