「アナール」とは何か

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  • I・フランドロワ 編
  • 尾河直哉 訳
  • 四六上製 368ページ
    ISBN-13: 9784894343450
    刊行日: 2003/6

アナール派の巨匠による初のアナール論

ショーニュ、フェロー、ル=ロワ=ラデュリ、ル=ゴフをはじめとするアナール派の巨匠がブローデルとの関係やアナールの歴史について縦横無尽に語り下ろす野心作!「歴史学」を超え人文社会・自然科学の総合という野心を抱き出発した、いまだその全貌を知られざる「新しい歴史学」とは何か。13人の巨匠の肉声で綴る世界初の画期的企画、日仏協力で実現。



目次

序 『歴史総合雑誌』 から今日の 『アナール』 へ
I・フランドロワ

第1部 学派をなした雑誌、 『アナール』

『アナール』 での30年
マルク・フェロー
進化しつづける 『アナール』
ジャック・ル=ゴフ

第2部 ブローデルの継承

「時系列」 の歴史学
ピエール・ショーニュ
フランス歴史学の合流点
エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリ
地理学とブローデル
イヴ・ラコスト

第3部 アナール学派に対峙して

ムーニエ学派
イヴ=マリ・ベルセ / マドレーヌ・フォワジル
アナール学派とフーコー
アルレット・ファルジュ

第4部 新しい方法論 新しい対象

歴史人口学
ピエール・グベール / ジャン=ピエール・バルデ
心性史から感性の歴史学へ
アラン・コルバン
新しい歴史学と身体
ジャン=ピエール・ペーテル
歴史のプラティックと認識論的省察
ロジェ・シャルチエ

編者あとがき

訳者あとがき
生没年一覧
初出一覧
人名索引

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