涙の歴史

価格: ¥4,699 (税込)
[ポイント還元 187ポイント~]
数量:
在庫: 在庫切れ

返品についての詳細はこちら

twitter

  • A・ヴァンサン=ビュフォー
  • 持田明子訳
  • 四六上製 432ページ
    ISBN-13: 9784938661960
    刊行日: 1994/7
  • 感性の歴史学の新領野

    ミシュレ、コルバンに続き感性の歴史学に挑む気鋭の著者が、厖大なテクストを渉猟し、流転する涙のレトリックと、そのコミュニケーションの論理を活写する。近代的感性の誕生を、こころとからだの間としての涙の歴史から描く、コルバン、ペロー絶賛の書。

    目次

    日本語版への序文
    序 論

    第I部  涙への嗜好、 感情の交換

    第1章 読書で流す涙
    第2章 涙の交換とその規則
    第3章 感動の良い慣用
    第4章 劇場での涙
    第5章 大革命下に涙を流す (1789-1794年)

    第II部 恥じらいから乾きまで

    第1章 新しい感受性のために
    第2章 苦しみのひそやかな魅力
    第3章 風俗研究

    第III部 嗚咽の発作、 感情の危機

    第1章 感情の病
    第2章 不安をそそる異常さ
    第3章 大衆小説に見る涙
    第4章 感動の社会的・政治的規範
    第5章 メロドラムの不運

    結 論


    原 註
    訳者あとがき
    書 誌
    索 引

    ページトップへ