〔社会思想史学会年報〕社会思想史研究 No.42 [特集]社会思想史における宗教

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  • 社会思想史学会 編
  • A5並製 208ページ
    ISBN-13: 9784865781922
    刊行日: 2018/09

「ポスト世俗化社会」(ハーバーマス)を生きる我々は宗教をどう考えうるのか

もはや近代化=世俗化・脱宗教化が前提の議論は根本的再検討が必要
池内恵/森本あんり/?山裕二/小井沼 広嗣/飯村祥之/間永次郎/山岡健次郎/厚見恵一郎/安藤裕介/斎藤拓也/馬路智仁/小野寺研太/川本隆史/松元雅和/中村健吾/五野井郁夫/川出良江/梅川佳子/植村邦彦/中村隆之/



目次


〈特集〉社会思想史における宗教
 冷戦後の社会思想史における「アラブ世界のイスラーム教」という問題  池内?恵
 代替宗教としてのポピュリズム  森本あんり
 見えざる市民宗教〔社会思想史における「宗教」研究の可能性?〕  ?山裕二

〈公募論文〉
 ヘーゲル『イェーナ体系構想?』における陶冶と普遍意志の構成
 〔ルソーの国家理論への対応を軸として〕  小井沼広嗣
 ネグリ=ハートにおける抵抗と哲学〔哲学の位置づけをめぐって〕  飯村祥之
 非暴力と乳汁〔南アフリカ滞在期におけるガーンディーのブラフマチャリヤの実験〕  間?永次郎
 「難民研究」への思想史的アプローチ〔リベラルな難民観を超えて〕  山岡健次郎


〈書評〉
『喜劇の誕生――マキァヴェッリの文芸諸作品と政治哲学』(村田玲著) 厚見恵一郎
『経済学の起源――フランス?欲望の経済思想』(米田昇平著) 安藤裕介
『カントの政治哲学――自律・言論・移行』(金慧著) 斎藤拓也
『ユダヤ人問題からパレスチナ問題へ――アメリカ・シオニスト運動にみるネーションの相克と暴力連鎖の構造』(池田有日子著) 馬路智仁
『〈戦後〉の誕生――戦後日本と「朝鮮」の境界』(権赫泰・車承棋編、中野宣子訳) 小野寺研太
『ロールズの政治哲学――差異の神義論=正義論』(田中将人著) 川本隆史
『正義・平等・責任――平等主義的正義論の新たなる展開』(井上彰著) 松元雅和
『福祉政治史――格差に抗するデモクラシー』(田中拓道著) 中村健吾
『ポピュリズムと「民意」の政治学――3・11以後の民主主義』(木下ちがや著) 五野井郁夫
『精神の革命――急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源』(ジョナサン・イスラエル著、森村敏己訳) 川出良枝
『メタヒストリー――一九世紀ヨーロッパにおける歴史的想像力』(ヘイドン・ホワイト著、岩崎稔監訳) 梅川佳子
『いかに世界を変革するか――マルクスとマルクス主義の2?0?0年』(エリック・ホブズボーム著、水田洋監訳、伊藤誠・太田仁樹・中村勝己・千葉伸明訳) 植村邦彦
『ユニオンジャックに黒はない――人種と国民をめぐる文化政治』(ポール・ギルロイ著、田中東子・山本敦久・井上弘貴訳) 中村隆之


 第七回(二〇一七年度)社会思想史学会研究奨励賞の公示
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 公募論文投稿規程/公募論文審査規程/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規定
 編集後記


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