- 黒田勝雄 著
- B5上製 144頁
ISBN-13: 9784865782714
刊行日: 2020/05
瀬戸内寂聴さん推薦!
『最後の湯田マタギ』の写真には、見た瞬間から強く感動しました。
半世紀ほどもつき合ってきて、ただの一度も不快な顔を見せたことのない黒田勝雄さんが、突如、隠していた情熱のすべてをかけて撮影してくれたマタギの世界!!
感動しない訳は無い。
他の誰にも撮れなかったマタギの真実が、ここに豊かに息づいている。
黒田勝雄さん、ありがとう!!
――瀬戸内寂聴
奥羽山系の懐に抱かれた雪深き山里、岩手県和賀郡湯田町で、シシ(熊)獲りを続けてきたマタギたち。
20年間湯田に通い、「最後」のマタギたちの狩猟の貴重な現場を撮影、マタギの里の暮らしや民俗に迫った稀有な写真集、ついに刊行!
【目次】
〈写真〉
最後の湯田マタギ
〈寄稿〉
菅原良「マタギのかあさん ナツさんのこと」
黒田杏子「山崎和賀流『奥羽山系』と私」
〈あとがき〉
黒田勝雄「みちのく湯田撮影21年」
【著者紹介】
●黒田勝雄(くろだ・かつお)
1938年、栃木県足利市生まれ。1961年、慶應義塾大学経済学部卒業。1961年、第二精工舎入社、1998年 同セイコーインスツルメンツ定年退職。職場写真クラブで秋山青磁氏、秋山亮二氏の指導を受ける。1975年、現代写真研究所入学(本科2期)、「研究員(橋本絋二講師)」卒。
写真展 1985年「勝利のあとの男たち」(小西六ギャラリー)
2000年「還暦―45年後のクラスメイト」(コニカプラザ)
2003年「浦安―ディズニーランドがやってきた町」(コニカプラザ)
2009年「浦安 湾岸のまち」(コニカミノルタプラザ)
写真集 2009年8月『浦安 元町1975-1983』(大月書店刊)
雑誌「兜太Tota」全4号(藤原書店刊)写真担当。
日本リアリズム写真集団(JRP)会員、2001/6~2009/6、2015/6~2017/6事務局長。
現代写真研究所講師。市川写真家協会(IPPS)会員。