〔社会思想史学会年報〕社会思想史研究 No.46 [特集]感染症の思想史

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  • 社会思想史学会 編
  • A5並製 280頁
    ISBN-13: 9784865783612
    刊行日: 2022/09

〈特集〉感染症の思想史

感染症をめぐる思想史的問題を問う

〈寄稿〉中山智香子/田中祐理子/藤原辰史/石田雅樹/谷雪妮/岩井洋子/入谷秀一/坂井礼文/高橋若木/山口晃人/厚見恵一郎/片山文雄/橋本直人/宮本真也/武藤秀太郎/中村勝己/鵜飼哲/柏崎正憲/後藤浩子/田畑真一/大村一真


目次

〈特集〉感染症の思想史
〈論文〉贈与と交換のはざまに――「血」 と感染をめぐる社会科学的思考の考察 中山智香子
〈論文〉「流行病」と共同体の知覚――医学史的視点から 田中祐理子
〈論文〉政治禍としてのコロナ禍――現場政治の生成 藤原辰史

〈公募論文〉
デモクラシーを持続可能にする教育、デモクラシーの危機と対峙する教育
 ――ジョン・デューイ 「デモクラシーと教育」 再考 石田雅樹
橘樸における「生存権」のデモクラシーと中国――一九二〇年代を中心に 谷 雪妮
田辺元と高山岩男における「第三の社会」 岩井洋子
笑うアドルノ――〈真剣なからかい〉 の両義性を巡って 入谷秀一
コジェーヴとフェサールの権威論――共通善との関連をふまえながら 坂井礼文
ジジェクの転回――欲望と欲動 高橋若木
民主政の費用対効果――参加から代表へ 山口晃人

〈書評〉
『共和主義者モンテスキュー――古代ローマをめぐるマキァヴェッリとの交錯』(定森亮著) 厚見恵一郎
『権力分立論の誕生――ブリテン帝国の 『法の精神』 受容』(上村剛著) 片山文雄
『マックス・ウェーバー――近代と格闘した思想家』(野口雅弘著)
 『ヴェーバー入門――理解社会学の射程』(中野敏男著) 橋本直人
『20世紀知的急進主義の軌跡――初期フランクフルト学派の社会科学者たち』(八木紀一郎著) 宮本真也
『戦後経済学史の群像――日本資本主義はいかに捉えられたか』(野原慎司著) 武藤秀太郎
『アンタゴニズムス――ポピュリズム 〈以後〉 の民主主義』(山本圭著) 中村勝己
『アラブ近代思想家の専制批判――オリエンタリズムと〈裏返しのオリエンタリズム〉の間』(岡崎弘樹著) 鵜飼哲
『イギリス一八世紀のコモンウェルスマン――自由主義思想の伝播と発展』(キャロライン・ロビンズ著、田中秀夫訳) 柏崎正憲
『問題=物質となる身体―― 「セックス」の言説的境界について』(ジュディス・バトラー著、佐藤嘉幸監訳) 後藤浩子
『社会主義の理念――現代化の試み』(アクセル・ホネット著、 日暮雅夫・三崎和志訳) 田畑真一
『アメリカ批判理論――新自由主義への応答』(マーティン・ジェイ、日暮雅夫共編) 大村一真

第11回(2021年度)社会思想史学会研究奨励賞の公示
2021年会員新著一覧(五十音順)
英文抄録/英文目次
公募論文投稿規程/公募論文審査規程/執筆要領/社会思想史学会研究奨励賞規程
編集後記

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