「手仕事」ルネサンス――土から衣まで

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  • 石垣昭子 著
  • 三砂ちづる 編
  • 四六並製 272頁・カラー口絵8頁
    ISBN-13: 9784865784794
    刊行日: 2025/11

「新しい伝統」を作りだす、石垣昭子の世界!

“芸術を生き、伝統を生きる”染織家、石垣昭子。竹富島に生まれ、暮らしの中にあった糸つむぎ、織りなど「女性の手仕事」とともに育ち、「島おこし」一筋の夫・石垣金星と出会い、西表島へ。
芭蕉や絹の交布(ぐんぼう)、八重山の気候にあう日常の長衣「スディナ」、島の祭りの衣装――「手仕事」の喜びを、伝えたい。


目次

はじめに(三砂ちづる)

Ⅰ 暮らしのなかで「着る」
 「着る」と「つくる」――暮らしのなかの「芭蕉」
 交布の力
 土地に根ざして
 八重山の伝統衣装「スディナ」
 「新しい伝統」――衣装の力

Ⅱ わたしの歩み
 叔父、上勢頭亨から学んだこと
 わたしの歩み
 志村ふくみのもとで
 西表から迎えに来た石垣金星
 島で生きる

Ⅲ 「手仕事」ルネサンス
 芭蕉の力
 手仕事で、島おこし
 手から手へ――女性たちへ

おわりに(三砂ちづる)
石垣昭子年譜

関連情報

ものごころついてから、わたしも島の人たちも、いつも着ているのは「芭蕉布」。芭蕉は、ごく普通の、日常のきもので、年じゅう着ていました。

竹富の蒐集館には「交布」がたくさんあって、昔の芭蕉布は、だいたい交布ですよ。交布はね、味があって、とてもいい。竹富の人が芭蕉布といって、ふだん着にしたり、ズボンにしたりしていたのは、木綿との交布です。

いま、食べることには、みんな敏感になっているでしょう。同じように、着ることも、皮膚の一部であるという感じですからね。   (本書より)



著者紹介

●石垣昭子(いしがき・あきこ)
染織家。1938年、沖縄県竹富島生まれ。女子美術短期大学服飾科卒業。1980年、西表島にて夫の石垣金星と共に紅露工房を開設。途絶えていた島の染め織りを掘り起こし、伝統衣装の復元や手仕事センターの設立に携わる。1996年「原口理恵基金・ミモザ賞」を受賞。1998年、真木千秋、真砂三千代とのコラボレーションブランド「真南風(まーぱい)」を発表。「地球交響曲第5番」(2004年、龍村仁監督)や「生生流転」(2021年、仲程長治監督)などのドキュメンタリー映画にも出演。共著に『西表島 紅露工房シンフォニー――自然共生型 暮らし・文化再生の先行モデル』(山本眞人と、地湧社、2019年)他。

【編者紹介】
●三砂ちづる(みさご・ちづる)
文筆家。1958年、山口県光市生まれ。津田塾大学名誉教授。ロンドン大学Ph. D.(疫学)。ロンドン大学衛生熱帯医学校研究員、国立公衆衛生院、津田塾大学などを経て2024年4月竹富島に移住、女性民俗文化研究所を主宰。著書に『オニババ化する女たち』(光文社)、『女が女になること』(藤原書店)、『竹富島に移住して見つけた人生で大切なこと』(幻冬舎)他。

*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです

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