〔学芸総合誌・季刊〕環――歴史・環境・文明 vol.7 [特集]歴史としての身体

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  • 菊大並製 352ページ
    ISBN-13: 9784894342569
    刊行日: 2001/10

新しい時代に向けてトータルな知の総合を企図する学芸総合誌





目次

〈鼎談〉
身体感覚をとり戻す
 竹内敏晴+山田真+斎藤孝

女性を「脱構築」で切り刻んではならない!【ジュディス・バトラー批判と時代批判――身体史の視点から】  B・ドゥーデン(北川東子訳)

日本という国の空間論  千田 稔

公共化する身体【臓器移植の開く地平】  西谷修

歓待(ホスピタリティ)と痛み【「痛む身体」の系譜学】  I・イリイチ(福井和美訳)

〈インタビュー〉
自律的な養生とは何か  志村耕一

医療人類学から見た身体  波平恵美子

近代的身体と健康概念の歴史性  北澤一利

ラントナス、あるいは自由と健康の逆説について  富永茂樹

現代社会における健康不安の湧出【健康づくり運動は何をもたらしたか】  上杉正幸

身体と想像力  松原隆一郎

〈インタビュー〉
能と身体  櫻間金記

〈シンポジウム〉
生命のリズム【倒れてのちに思想を語る】
 鶴見和子+上田敏+道浦母都子+西川千麗+高橋千鶴子+中村桂子

〈エッセイ〉
ことばと身体【文化論的視点から】  立川昭二
「野口整体」雑感  浅利誠
官能の行為としての食  北代美和子



◇特別論考

人類/生態系中心主義に向けて【文明の衝突ではなく、多様性のなかの統一を】  A・G・フランク(山下範久訳)

〈コラム〉
地球温暖化は「経済」だけで解決できるのか?【COP7(モロッコ会議)展望】  さがら邦夫

サルトルとブルデュー【サルトル人間学からハビトゥスの理論へ】  G・サピロ(石崎晴己訳)

〈特別対談〉
瞬間の故郷【二人の詩人の対話】  高銀+吉増剛造 姜尚中=序

サンド‐バルザック往復書簡  持田明子 編・訳



国家と国境について(3)(完)  立岩真也

◇連載 東洋について 3
東洋的社会の認識  子安宣邦

◇リレー連載 河上肇とその論争者たち 5
戸田海市と河上肇【初期京大の人々】  松野尾裕

◇連載 ブローデルの「精神的息子」たち 7
 ピエール・ダルモン【新しい歴史学の対象としての身体・上】   聞き手 I・フランドロワ(尾河直哉=訳)

◇連載・徳富蘇峰宛書簡 7
 中江兆民1 高野静子


鶴見和子の歌「地球温暖化」
 
石牟礼道子の句「水村紀行」

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