人類の聖書――多神教的世界観の探求

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  • ジュール・ミシュレ
  • 大野一道訳
  • A5上製 432ページ
    ISBN-13: 9784894342606
    刊行日: 2001/11

“全人類の心性史”の壮大な試み

古代インドからペルシャ、エジプト、ギリシャ、ローマにおける民衆の心性・神話を壮大なスケールで総合。新たに作り出すべき全人類のための真の“聖書”の試み!(口絵8頁)





目次

序 文

第1部 光の民

1 インド
1 『ラーマーヤナ』
2 どんなふうに古代インドは再発見されたか
3 インドの技術 ―― 1851年の展覧会
4 原始インドの家族 ―― 最初の宗教
5 インドの深遠なる自由
6 自然の救済

2 ペルシア
1 大地、 生命の木
2 善と悪の戦い、 最終的許し
3 翼をもった魂
4 ワシとヘビ
5 『シャー・ナーメ』 ―― 強い女

3 ギリシア
1 インド、 ペルシア、 ギリシアの緊密な関係
2 母ナル大地、 デメテルあるいはケレス
3 イオニアの神々の軽やかさ、 人間の家族の力
4 都市の創出
5 教育 ―― 子供 ―― ヘルメス
6 アポロン ―― 光 ―― 調和
7 ヘラクレス
8 プロメテウス

第2部 夕闇、 夜、 薄明の民

1 エジプト、 死
2 シリア、 フリュギア、 無気力
3 バッコス=サボス、 その化身、 僣主
4 続き ―― サボスの化身 軍事的バッコス祭
5 ユダヤ人、 奴隷
6 女、 世界
7 女とストア学派の、 法と恩寵の戦い ―― ローマにおける
8 女の勝利
9 世界の衰弱、 中世の粉砕
結 論


訳者解説 ―― 『人類の聖書』、 あるいは神々と人類の照応史
索 引

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