時は流れて――日中関係秘史五十年 下(全2分冊)

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  • 劉徳有
  • 王雅丹 訳
  • 四六上製 480ページ
    ISBN-13: 9784894342972
    刊行日: 2002/7

日中国交回復三十年記念出版

少年時代よりの卓越した日本語力により、毛沢東、周恩来、劉少奇、鄧小平、陳毅、郭沫若ら中国指導者の通訳として戦後日中関係のハイライトシーン、舞台裏に立ち会ってきた著者が、五十年に亙るその歴史を回顧。戦後日中交流史の第一級史料。上下二巻。



目次


記者時代 (承前)

相次いで中国を訪問する代表団
情勢を有利な方向へ
「東京-上海航路にて」
意見の調整
いよいよ大詰め
滔々たる時代の流れ
歴史的な瞬間
挙国一致で復交を祝う
中日航空協定の調印
困難に満ちた中日平和友好条約の締結


新世紀へ向けて

中日友好二十一世紀委員会
二十一世紀委員会のこぼれ話
論争は理解を深めるために
靖国神社を巡る論争
中曽根首相のスピーチ
竹下首相との会見
光華寮問題と東芝問題
双方の共通認識


往事回想

郭沫若と柘植秀臣
創価学会との接触
はじめて書いた長大論文
〈付録〉 「苦労のすえ築き上げた中日友好関係を大切にしよう」


歴史を鑑に

明仁天皇と皇后の訪中
世界反ファシズム戦争勝利50周年
中日国際シンポジウム
橋本首相の訪中
虚像と実像
「朝まで生テレビ」 で闘わした議論


開拓者シルエット

『私の童年』 から ―― 廖承志
良師にして益友 ―― 孫平化
心の底の願望 ―― 田中角栄
「布衣」 と蘭 ―― 松村謙三
「織りなせ美しく人の世を」 ―― 岡崎嘉平太
海の中の小さい島、 それは私である ―― 中島健蔵
再会の喜びと 『残像』 ―― 野間宏
開けゆく道 ―― 柏木正一


日中交流関連年表 (1931~2002年)
訳者あとがき
人名索引

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