- 菊大並製 424ページ
ISBN-13: 9784894346093
刊行日: 2008/01
新しい時代に向けてトータルな知の総合を企図する学芸総合誌
目次
イスラーム恐怖症の虚構(最新インタビュー)
E・トッド
文明の衝突か、普遍的世界史か?
E・トッド+Y・クルバージュ
イスラームは特殊なものではない
(『ル・タン サムディ・キュルチュレル』紙)
トッドの人間的魅力
(『ジュルナル・デュ・ディマンシュ』紙)
真のヒューマニズム
(『ナシヨナル』紙)
イスラーム世界の普遍的歴史への歩み
(『テクニカルト』誌)
東洋と西洋の間には本当の対立はない
(『リーヴルエブド』誌)
文明の衝突は起こらないだろう
(『エブド』誌)
イスラームと欧米のハッピーエンド
(『フィロゾフィー・マガジンヌ』誌)
イスラームの避けがたい近代化
(『レゼコー』紙)
常識を揺るがす社会学者
(『エクスプレス』誌)
イスラームと欧米 ――不首尾の出会い
(『ル・モンド・デ・リーヴル』紙)
イスラムとは何でないかを証明する旅
平川克美
民族、宗教、文化の多様性を認め合う視座
佐藤 優
新しいラスカサス主義としての「文明の接近」
山下範久
フランス・オブセッション
池内 恵
フランス・システムと「文明の接近」
荻野文隆
『帝国以後』と『文明の接近』
石崎晴己
《対談》声が生まれる 高 銀+竹内敏晴 |
《対談》色・におい・からだ A・コルバン+志村ふくみ |
第三回 河上肇賞 受賞作決定 |
〈2007年度「後藤新平の会」シンポジウム〉 自治の創生と地方分権 青山やすし・最相葉月・片山善博・増田寛也・〈司会〉御厨貴 |
《座談会》『五つの資本主義』とその後 B・アマーブル+宇仁宏幸+植村博恭+遠山弘徳+ 原田裕治+S・ルシュヴァリエ+山田鋭夫(司会) |
《寄稿》ジョルジュ・サンドの代表作 『コンシュエロ』を読んだ同時代人 持田明子 |
《寄稿》太平洋戦争への道 小林英夫 |
《新連載》日中関係の現在・過去・未来 1 王 柯 |
《連載》
●金時鐘の詩
跳ぶ
金時鐘
●往復書簡 多田富雄-石牟礼道子
(第8信・最終回)花はいずこ
石牟礼道子→多田富雄
●ハムレットの罠 2
制圧者(ヘーラクレース)と遊行者(マーキュリー)
石井洋二郎
●科学から空想へ――フーリエとその精神的系譜
8 美食学の誕生『愛の新世界』(2)
石井洋二郎
●日本語で思考するということ――日本語によって作られた思想家たち
7(最終回) 日本的自然について語る2つの道筋
浅利 誠
●伝承学素描
8 異形の祭政
能澤壽彦
●榊原英資が世界を読み解く 16
グローバリゼーションと金融バブル
巻頭俳句 石牟礼道子