対話 言葉と科学と音楽と

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  • 内田義彦 谷川俊太郎 著
  • 解説=天野祐吉「解説とういう名の広告」
       竹内敏晴「二つの軌跡」
  • B6変上製 256頁
    ISBN-13: 9784894346222
    刊行日: 2008/4

社会科学者と詩人の言葉のバトル

社会科学の言葉と日本語の間で格闘し続けてきた経済学者内田義彦が、研ぎ澄まされた日本語の詩人谷川俊太郎と深く語り合った貴重な記録。


目次

音楽 この不思議なもの
「これが音楽だ!」という体験
音楽の感性を育んでくれた環境
レコードの聞き方のクセ
演奏家に「こだわる」
スコアを見て初めてきこえる音
感動した最初の記憶
好きな音楽の流れ
「茶目っぽいもの」が好き
体を支配する音楽
音楽は予言である
音楽の無方向性
音楽は文脈と切り離せない
抽象的であるゆえに全体に浸透する音楽
人間を違うところに導いてしまう
ロマン派とは何か
密室化するヘッドホン
孤独と共同を同時に持てる場所
「正確さ」と「個性」――見事なミスタッチの話
一人一人を互いに絶対的なものとして大事にする


広告的存在としての人間
広告力と権力における「平等」
イメージと広告は切れてしまったか?
情報、販売促進、そして文化現象としての広告
「虚」としての言葉のインフレ
広告的存在としての人間
風物詩としての物売りの声
広告を素直に受けとめる
広告のナマの声は詩に近い
広告と広告でないものとの間
ライフスタイルそのものが広告である
「帰属意識」と「自己主張」
うら悲しくも、ほほえましい
退廃だけれど、捨てられないもの

にほん語が言葉になるとき
 ―― 小学教科書試案『にほんご』をめぐって ――
教師と生徒のあいだの触媒
客観的でありながら詩人特有の目
社会科学的にみる眼と詩
学問に向いてない方が本物の学問だ
言葉という素材の持っている「質感」
教科書を忘れたところで構成される「場」
想像力の領域をどう扱うか
気がつくように仕向ける
科学に沿っているけれど科学の目ではない
子供の具体的な生活と結びついた言葉
言葉を中心にいろんな枝が伸びている
多言語状況の中で日本語をとらえる
社会科学が日本のリテラチャーになる
むずかしい思想をひらがなにひらく
やさしいということは高度なことよりむずかしい
言葉をひらく
抽象した上で現実を見る
普通の人がやっている学問的操作
「定義」することの大切さ
論理を育てる
言葉が与えられれば経験がくっつく
科学にとらわれず科学的に考える

解説  解説という名の広告  天野祐吉
     二つの軌跡      竹内敏晴

編集後記
初出等一覧


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