言魂(ことだま)

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  • 石牟礼道子+多田富雄 著
  • B6変上製 216頁
    ISBN-13: 9784894346321
    刊行日: 2008/6

生命と魂をめぐる渾身の往復書簡

免疫学の世界的権威として、生命の本質に迫る仕事の最前線にいた最中、脳梗塞に倒れ、右半身麻痺と構音障害・嚥下障害を背負った多田富雄。水俣の地に踏みとどまりつつ執筆を続け、この世の根源にある苦しみの彼方にほのかな明かりを見つめる石牟礼道子。生命、魂、芸術をめぐって、二人が初めて交わした往復書簡。『環』誌大好評連載。


目次

第一信 受苦ということ
多田富雄

第二信 なふ、 われは生き人か、 死に人か
石牟礼道子

第三信 老人が生き延びる覚悟
多田富雄

第四信 いまわのきわの祈り
石牟礼道子

第五信 ユタの目と第三の目
多田富雄

第六信 いのちのあかり
石牟礼道子

第七信 自分を見つめる力・能の歌と舞の表現
多田富雄

第八信 花はいずこ
石牟礼道子

第九信 また来ん春
多田富雄

第十信 ゆたかな沈黙
石牟礼道子

あとがき
多田富雄
石牟礼道子

著者紹介

●石牟礼道子のプロフィール、関連書籍はこちらをご覧下さい。

●多田富雄のプロフィール、関連書籍はこちらをご覧下さい。

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