- 黒岩重人 著
- 四六上製 280頁
ISBN-13: 9784894348615
刊行日: 2012/6
入門書の決定版!
明治初期まで知識人の必読書だった四書五経。
その筆頭『易経』は、森羅万象の変化の法則を説いたものである。
「易は応用して活用するもの。易は活きている学問。古い時代の骨董品ではない。易が『論語』になってはいけない。」(景嘉師)
「易の書『易経』は、四書五経の筆頭に置かれて、明治の初頭までは、日本の知識層の必読の書であった。「明治」という年号も、『易経』の「説卦伝」の辞がその出典である。また、「大正」という年号も、『易経』の「臨」の卦の辞が、その出典である。」(「はじめに」より)
目次
はじめに
序 易とはなにか――知られているようで、知られていない易
1 易には二つの顔がある
2 易ということば
1 『易経』 を読むために知っておくこと
1 『易経』のなりたち――易の仕組みは、どのようなものか
2 易の専門用語とは――『易経』を読むために
3 八卦を読む――八卦は何を象徴しているか
〔参考〕「周易説卦伝」に記載されている象(百三十五種)
2 六十四卦の意味すること――「周易序卦伝」を読む
◆ 読み始めは「序卦伝」から
「周易序卦伝」 上篇
「周易序卦伝」 下篇
3 易の用い方
1 四つの易の用い方
2 君子の易の用い方――平時の時・行動の時
3 占筮のしかた
〔参考〕筮儀(『周易本義』による)
補 易はどのように学ばれてきたか――易学小史粗描
1 易の伝来
2 朝廷の易学
3 足利学校の易学
4 江戸時代の易学
5 明治以降の易学
6 現代の易学
あとがき
関連情報
■黒岩重人(くろいわ・しげと)
1946年長野県生。法政大学文学部卒業。
故景嘉師に師事して、易経及び陰陽五行思想を学ぶ。
易・陰陽五行に関する諸講座の講師。西東京市にて、「易・陰陽五行の会」講師。
「東京新宿易の会」主宰。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです
1946年長野県生。法政大学文学部卒業。
故景嘉師に師事して、易経及び陰陽五行思想を学ぶ。
易・陰陽五行に関する諸講座の講師。西東京市にて、「易・陰陽五行の会」講師。
「東京新宿易の会」主宰。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです