においの歴史〈新版〉――嗅覚と社会的想像力

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  • 著者:アラン・コルバン
  • 翻訳者:山田登世子・鹿島茂
  • 体裁:A5上製 400ページ
    ISBN-13:9784938661168
    刊行日:1990/12

  • 「嗅覚革命」を活写


    アナール派を代表して「感性の歴史学」という新領野を拓く。悪臭を嫌悪し、芳香を愛でるという現代人に自明の感受性が、いつ、どこで誕生したのか? 18世紀西欧の歴史の中の「嗅覚革命」を辿り、公衆衛生学の誕生と悪臭退治の起源を浮彫る名著。

    目次


    日本語版によせて
    新版へのはしがき
    序 ―― ジャン=ノエル・アレと悪臭追放の闘争史

    I   知覚革命、 あるいは怪しい臭い

    第1章 空気と腐敗の脅威
    第2章 嗅覚的警戒心の主要な対象
    第3章 社会的発散物
    第4章 耐えがたさの再定義
    第5章 嗅覚的快楽の新たな計略

    II  公共空間の浄化

    第1章 悪臭追放の諸戦略
    第2章 さまざまな臭いと社会秩序の生理学
    第3章 政治と公害

    III におい、 象徴、 社会的表象

    第1章 貧民の悪臭
    第2章 「家にこもるにおい」
    第3章 私生活の香り
    第4章 陶酔と香水壜
    第5章 「汗くさい笑い」
    終 章 「パリの悪臭」


    むすび

    訳者あとがき
    原注

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