アイヌ力(ぢから)よ!――次世代へのメッセージ

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  • 宇梶静江 著
  • 四六変上製 312頁 カラー口絵4頁
    ISBN-13: 9784865783681
    刊行日: 2022/11

アイヌ力を伝え、育む母神の、渾身のメッセージ。

全来歴を初めて綴った『大地よ!』から3年近く。
東京を離れ、90歳を目前に北海道に戻り、白老に拠点を築いた今、アイヌ同胞と手を携え、自然の恵みを全身に受ける暮しの大切さを、世界に伝える。

宇梶静江主演映画「大地よ」(金大偉監督)書籍版!


目次

〈詩〉アイヌ力よ!
〈詩〉言葉の力とアイヌ

プロローグ――カムイのいる空間

Ⅰ 大地と美に生かされて
 第一章 大地の恵みを受けて
 第二章 伝統と美と――「古布絵」の創出
 第三章 アイヌの叙事詩に導かれて
 第四章 祈り(カムイノミ)にはじまるアイヌの世界
 第五章 アイヌの精神の深みとアイヌ力

Ⅱ アイヌ同胞と共に、アイヌ力を
 第一章 アイヌ力を訴える[宇梶静江スピーチ集]
  「天を父とし、大地を母として」[2017年、北海道大学]
  「大地が私たちに、生きるよすがを教えてくれた」[2020年、後藤新平賞授賞式]

 第二章 アイヌ同胞を励まし、アイヌ力を戴いて[同胞との対話]
  一 アイヌの女性たちへ[萱野れい子さん、上武やす子さんとの座談]
  二 観光と言葉とアイヌ[山本栄子さんとの対話]
  三 アイヌの歌、踊り、食、そして言葉[原田公久枝さんとの対話]
  四 イルカと鯨と、わがアイヌ人生[畠山敏さんに聞く]
  五 天地をひらくアイヌ力[石井ポンペさん、島田あけみさんとの座談]
  六 今権利を取り戻さなければ、もう時はない[石井ポンペさんの語り]

エピローグ――北海道への思い募り、「アイヌ学」の拠点を

あとがき

関連情報

今、「アイヌ学」を立ち上げました。これを必ず実現させたい。一人一人のアイヌが、自分が人間として生きてきた意味を自分で確かめる、そこから民族の問題をみなさんに理解していただく。それが、生きる礎になるんだということを、やっていきたいんです。
今、「地球はこのままでは崩壊するんじゃないか」と言われています。それは、あまりにも人間がやりたい放題に、地球を痛めつけた結果です。
仮に、これがすべての人間の意思ではないとしても、ある権力者がやっていることであっても、同時代に生きている私たちは、それを許しているのです。このことを忘れてはいけません。
こういう厳しいことも、あえて言わせていただかなければいけません。これは、おばあさんになった私の役割だと思っています。
(本文より)

著者紹介

●宇梶静江(うかじ・しずえ)
1933年3月3日、北海道生まれ。詩人、古布絵作家、アイヌ文化伝承者。幼少期を北海道浦河郡の和人混在のアイヌ集落で過ごす。1956年札幌の私立北斗学園中等科を卒業。直後に上京、1959年に結婚。二児の母に。
1966年から『詩人会議』同人となり詩を書く。1972年2月8日、『朝日新聞』に「ウタリたちよ、手をつなごう」投稿が掲載。翌年「東京ウタリ会」を設立。1996年、アイヌ伝統刺繡の技法を基に、ユカラに語られてきた叙事詩を表現するオリジナルな“古布絵(こふえ)”を確立。2011年、古布絵作家としての活動が評価され、吉川英治文化賞。2020年、後藤新平賞。
著書に『大地よ!――アイヌの母神、宇梶静江自伝』(藤原書店、2020年)、『シマフクロウとサケ』(福音館書店、2006年。藤原書店、2020年)、『セミ神さまのお告げ』(福音館書店、2008年)、『すべてを明日の糧として――今こそ、アイヌの知恵と勇気を』(清流出版、2011年)、詩集『ヤイコイタク ひとりごと』(宇梶静江詩集刊行会、2011年)など。

*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです

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