- 四國五郎 著
- 四國光 編
- A5変上製 232頁・カラー口絵8頁
ISBN-13: 9784865785036
刊行日: 2026/7
“ひとの悲しみが
わたしの胸の底から
怒りをひき出しますように”
――“反戦平和の詩画人”の渾身作、待望の新編刊行
「母と子のくみ合わせのなかに、あらゆる非人間とのたたかいの根元となる怒りや悲しみ、さらに人間へのかぎりない愛を塗りこめようと絵を描き続けてきた」――
広島に生まれ、満洲への従軍と、3年にわたる過酷なシベリア抑留を経験、帰国後は最愛の弟の被爆死に直面し、以後、一貫して「反戦平和」を訴えた詩画人、四國五郎(1924-2014)。
四國は1970年、「詩と絵の有機的な結合」を目指して、詩・散文と画を自ら構成し、初の著書『四国五郎詩画集 母子像』を刊行した。
絶版となっていたこの幻の名著を再編集し、図版を精選して、主要作はカラー口絵として掲載するとともに、詩の代表作「弟の日記」「朗読詩 ひろしまの子」も収めた、決定版の一冊。
目次
新編刊行にあたって(四國光)
五郎よ/おふくろのうた/母子像/ひろしまの旗/「クソリアリズム」のこと/
あなたに――無名戦士碑に捧げる/弟への鎮魂歌/無題/エチュード富士/
祈り/燃える島/日本軍兵士から/街頭詩画展で/1960年広島/スケッチ/
1969年8月 ひろしま/神話/峠さん/峠三吉/ヨッちゃん/わだつみのこえ/
ベトナムの詩のことから/妻に/子守唄/長女「美絵」/むすこ/妻に/
戦争への手さぐり/お母さん/いとこへ/さようなら/リンゴ/初年兵/
兵士/蛸壺掘り/捕虜/タワリッシ/ゾーヤ/ダモイ列車 A/ダモイ列車 B/
パイプのうた/わが職場のうたごえ/バタンコの走る風景/あなたに/
広島―ソンミ―沖縄/広島を嵐が通過する風景
あとがき
跋(壺井繁治)
四國さんとわたしたち(深川宗俊 増岡敏和 下村仁一 柿手春三 高旗宏 堀ひろじ)
〈補〉朗読詩 ひろしまの子
弟の日記
後記(四國光)
五郎よ/おふくろのうた/母子像/ひろしまの旗/「クソリアリズム」のこと/
あなたに――無名戦士碑に捧げる/弟への鎮魂歌/無題/エチュード富士/
祈り/燃える島/日本軍兵士から/街頭詩画展で/1960年広島/スケッチ/
1969年8月 ひろしま/神話/峠さん/峠三吉/ヨッちゃん/わだつみのこえ/
ベトナムの詩のことから/妻に/子守唄/長女「美絵」/むすこ/妻に/
戦争への手さぐり/お母さん/いとこへ/さようなら/リンゴ/初年兵/
兵士/蛸壺掘り/捕虜/タワリッシ/ゾーヤ/ダモイ列車 A/ダモイ列車 B/
パイプのうた/わが職場のうたごえ/バタンコの走る風景/あなたに/
広島―ソンミ―沖縄/広島を嵐が通過する風景
あとがき
跋(壺井繁治)
四國さんとわたしたち(深川宗俊 増岡敏和 下村仁一 柿手春三 高旗宏 堀ひろじ)
〈補〉朗読詩 ひろしまの子
弟の日記
後記(四國光)
著者紹介
●四國五郎(しこく・ごろう)
1924年広島に生まれる。画家・詩人。20歳で徴兵され、満洲で従軍、敗戦後は3年強にわたりシベリア抑留を経験。帰国して愛弟の被爆死に直面。以後、生涯をかけて、反戦平和のために、絵と詩で膨大な作品を描き残す。GHQによる言論統制下の時代、峠三吉らとの「われらの詩の会」による「辻詩」や『反戦詩歌集』『原爆詩集』に絵や詩で参加、また、土屋清作の演劇『河』のポスター制作、「広島平和美術展」の創設といった活動とともに、NHKの「市民の手で原爆の絵を」運動に全面協力する。2014年没。
主な著作として、画文集『広島百橋』(春陽社出版、1975年)、画集『四國五郎平和美術館①②』(汐文社、1999年)、苛烈な戦争とシベリア抑留体験を絵と文で記録した大著『わが青春の記録』全2巻(没後2017年、三人社より公刊。第4回シベリア抑留記録・文化賞受賞)の他、山口勇子作の絵本『おこりじぞう』の絵が広く知られている。生前未刊だった幻の詩集『戦争詩』の刊行(藤原書店、2024年)、四國五郎 詩/長谷川義史 画の絵本『朗読詩 ひろしまの子』(BL出版、2025年)も大きな話題を呼んでいる。
【編者紹介】
●四國光(しこく・ひかる)
1956年広島市生まれ。四國五郎長男。
早稲田大学第一文学部卒業。(株)電通入社。マーケティング局局長、(株)電通コンサルティング取締役兼務。2016年(株)電通定年退社。職業潜水士。NPO法人吹田フットボールネットワーク設立代表。『わが青春の記録』公刊により第4回シベリア抑留記録・文化賞受賞(四國五郎と連名)。著書に『反戦平和の詩画人 四國五郎』(藤原書店、2023年)、編著に四國五郎『戦争詩』(藤原書店、2024年)。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです
1924年広島に生まれる。画家・詩人。20歳で徴兵され、満洲で従軍、敗戦後は3年強にわたりシベリア抑留を経験。帰国して愛弟の被爆死に直面。以後、生涯をかけて、反戦平和のために、絵と詩で膨大な作品を描き残す。GHQによる言論統制下の時代、峠三吉らとの「われらの詩の会」による「辻詩」や『反戦詩歌集』『原爆詩集』に絵や詩で参加、また、土屋清作の演劇『河』のポスター制作、「広島平和美術展」の創設といった活動とともに、NHKの「市民の手で原爆の絵を」運動に全面協力する。2014年没。
主な著作として、画文集『広島百橋』(春陽社出版、1975年)、画集『四國五郎平和美術館①②』(汐文社、1999年)、苛烈な戦争とシベリア抑留体験を絵と文で記録した大著『わが青春の記録』全2巻(没後2017年、三人社より公刊。第4回シベリア抑留記録・文化賞受賞)の他、山口勇子作の絵本『おこりじぞう』の絵が広く知られている。生前未刊だった幻の詩集『戦争詩』の刊行(藤原書店、2024年)、四國五郎 詩/長谷川義史 画の絵本『朗読詩 ひろしまの子』(BL出版、2025年)も大きな話題を呼んでいる。
【編者紹介】
●四國光(しこく・ひかる)
1956年広島市生まれ。四國五郎長男。
早稲田大学第一文学部卒業。(株)電通入社。マーケティング局局長、(株)電通コンサルティング取締役兼務。2016年(株)電通定年退社。職業潜水士。NPO法人吹田フットボールネットワーク設立代表。『わが青春の記録』公刊により第4回シベリア抑留記録・文化賞受賞(四國五郎と連名)。著書に『反戦平和の詩画人 四國五郎』(藤原書店、2023年)、編著に四國五郎『戦争詩』(藤原書店、2024年)。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです




