新しい女〈新版〉――19世紀パリ文化界の女王 マリー・ダグー伯爵夫人

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  • ドミニク・デザンティ 著
  • 持田明子 訳
  • 四六並製 416頁 口絵16頁
    ISBN-13: 9784865783582
    刊行日: 2022/8

サロン主宰者として文化を育み、文筆を通して社会を見つめた19世紀の女性。

リストの愛人でありヴァーグナーの義母、パリ社交界の輝ける星、文筆家ダニエル・ステルンとしても活躍したマリー・ダグー。
約500人(ユゴー、バルザック、ミシュレ、ハイネ、プルードン他多数)との交流など、百花繚乱の19世紀パリ文化・政治・思想界群像を鮮やかに浮彫る。


目次

新版にあたって  持田明子

はじめに  なぜ今、マリー・ダグー=ダニエル・ステルンを?

第一部 重大な帰還
 1 帰って来る……でも、どこへ
 2 新聞界のナポレオン
 3 ダニエル・ステルン
 4 友情の十字路

第二部 一八四八年
 1 二月の突風とあられ
 2 共和主義の女性たちと、闘いの終り

第三部 苦悩と栄光
 1 ローズ館の招待客たち
 2 母であることの重圧と歓び

あとがき
主な登場人物/マリー・ダグーを中心とした系図/年譜/参考文献/人名索引

関連情報

 マリー・ダグー(1805-1876)? フランツ・リストとのスキャンダラスな恋愛、リストとの間に生まれたコジマ(ヴァーグナーの妻)の母……。だが、「崇高な伯爵夫人」のよく知られていない人生がわれわれを魅了するのは、リストとの別離のあとである。
 1839年、ダグーはリストと別れ、パリに戻る。比類なき美貌と才知が、サント=ブーヴ、「新聞界のナポレオン」エミール・ド・ジラルダンら多くの男性を魅惑する。だが、1848年の革命を通して、ジョルジュ・サンドとの関係、また子どもたちの夭折という母としての悲劇の中で、彼女は作家ダニエル・ステルンとなっていく。
 19世紀の歴史を描き出した本書は、ユゴーからバルザックにおよぶロマン派、そしてエミール・オリヴィエからリヒャルト・ヴァーグナー(いずれもマリー=ダニエルの娘婿である)におよぶ後期ロマン派の主要な人物をすべて登場させる。本書はまた、19世紀の文学や芸術のサロン界から労働者街におよぶ、実に多様な社会階層で繰り広げられる日常生活のルポルタージュでもある。
 本書は恋愛を拒絶した一人の魅惑的な女性、理論的なフェミニズムを拒絶した一人の先駆者の真実の物語である。

著者紹介

●ドミニク・デザンティ(Dominique Desanti)
1914-2011年。歴史家、ジャーナリスト、作家。フロラ・トリスタン、ローザ・ルクセンブルク等、歴史に名を刻んだ女性の評伝を手がけた。
〈著書〉
La banquière des années folles : Marthe Hanau. Fayard, 1968.
Les Staliniens: une expérience politique 1944-1956. Fayard, 1974.
L’anée ou le monde a tremblé, 1947. Albin Michel, 1977.
Drieu la Rochelle : Le séducteur mystifié. Flammarion, 1978.
Daniel: ou le visage secret d’une comtesse romantique, Marie d’Agoult: Editions Stock, 1980.(本書)
Elsa-Aragon : le couple ambigu. Belfond, 1996.
Flora Tristan. Hachette Littératures, 2001.
La Liberté nous aime encore. Odile Jacob, 2002.(Jean-Toussaint Desanti他と共著)
Ce que le siècle m’a dit: Mémoires. Fayard/Pluriel, 2009.
他多数。

【訳者】
●持田明子(もちだ・あきこ)
1969年、東京大学大学院博士課程中退。66~68年、フランス政府給費留学生として渡仏。九州産業大学名誉教授。専攻はフランス文学。著書に『ジョルジュ・サンド 1804-76』、編訳書に『ジョルジュ・サンドからの手紙』『往復書簡 サンド=フロベール』、訳書にサンド『サンド―政治と論争』『魔の沼ほか』『コンシュエロ 上下』『書簡集』、ペロー『寝室の歴史』(以上藤原書店)他。

*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです

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