聖書論 1 妬みの神と憐れみの神

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  • 清眞人 著
  • 四六上製 368頁
    ISBN-13: 9784865780390
    刊行日: 2015/8

ユダヤ教とキリスト教を総合的に理解する!

「旧約聖書、新約聖書、西欧の正統キリスト教、グノーシス派キリスト教、この四者のあいだの亀裂と対立、その緊張関係の理解なくしてどの一者の真の理解にも達し得ない。」両聖書の言説を徹底的に分析し、ニーチェを嚆矢とした正統キリスト教に対する批判的考察を受け継ぎながら、その連関を浮かび上がらせる。


目次

1

 総序――聖書論1・2巻をつなぐ
 〈付論〉 石田英一郎の「文化圏的歴史観」と聖書世界

第1部 妬みの神
 第一章 嫉妬と熱愛
 第二章 嫉妬の心性と旧約聖書――『エレミヤ書』と『エゼキエル書』をめぐって
 第三章 ヤハウェ主義を特徴づける女性嫌悪、あるいはその「肉」メタファー
 第四章 母権的宗教に向けられた父権的な妬み
 第五章 補助線としてのジェーン・ハリソン『ギリシアの神々』
 第六章 「残酷なる試しの神」としてのヤハウェと預言者のマゾヒズム

第2部 イエス考
 第一章 イエスというコペルニクス的転回――発展的転換か、対立か
 第二章 イエスにおける慈悲の愛の構造
 第三章 イエスにおける「天の王国」表象の「生命力」メタファー
 ――種子と幼子――
 第四章 イエスの「姦淫」否定の論理
 第五章 女性嫌悪に抗するイエスとグノーシス派
 ――グノーシス派文書『この世の起源について』と『魂の解明』にかかわらせて――
 第六章 イエスの生命主義とグノーシス派

 補章 脱・預言者、反・ヤハウェ主義者としてのイエス
  イエスの最期の言葉をめぐって
  グノーシス派とニーチェ――イエスの死の理解をめぐって

 注

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2

第一章 ニーチェのイエス論
第二章 フロイト『モーセと一神教』を読む
第三章 ユング『ヨブへの答え』を読む
第四章 オットー『聖なるもの』を読む
第五章 西田幾多郎と終末論

 注
 人名・事項・文献名索引

関連情報

【著者紹介】
●清眞人(きよし・まひと)
1949年生まれ、早稲田大学政経学部卒業、同大学院文学研究科哲学専攻・博士課程満期修了。元、近畿大学文芸学部教授。本書に深く関連する著書としては、『《想像的人間》としてのニーチェ――実存分析的読解』晃洋書房、2005年。『遺産としての三木清』(共著)同時代社、2008年。『三島由紀夫におけるニーチェ――サルトル実存的精神分析を視点として』思潮社、2010年。『村上春樹の哲学ワールド――ニーチェ的長編四部作を読む』はるか書房、2011年。『サルトルの誕生――ニーチェの継承者にして対決者』藤原書店、2012年。『大地と十字架――探偵Lのニーチェ調書』思潮社、2013年。『否定神学と《悪》の文学 預言者メンタリティーと『白鯨』』アマゾン・kindle電子書籍、2015年。『否定神学と《悪》の文学2 マンの『ファウスト博士』とニーチェ』アマゾン・kindle電子書籍、2015年。『否定神学と《悪》の文学3 ドストエフスキー的なるものと『罪と罰』』アマゾン・kindle電子書籍、2015年。他多数。

*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです

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