パリ日記(全5巻)――特派員が見た現代史記録1990-2021 1 ミッテランの時代 1990.5-1995.4

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  • 山口昌子 著
  • A5並製 592頁 口絵2頁
    ISBN-13: 9784865783247
    刊行日: 2021/9

ソ連解体と冷戦終結、湾岸戦争、ユーゴ紛争など、激動の90年代……
パリから見つめ続けた、現代の「世界史」が生まれる瞬間の記録。

ボーン・上田記念国際記者賞受賞の女性ジャーナリストは「世界」をどう見てきたのか。政治・外交・経済から文化・生活まで全てカバーする特派員ならではの、ミクロとマクロが交錯する生々しい現代史クロニクル、遂に発刊!


目次

 序
 参考地図(パリ/ヨーロッパ周辺/フランス)
 第Ⅰ巻「ミッテランの時代」はじめに

1990年(5月~)
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年

 第Ⅰ巻「ミッテランの時代」あとがき
 本書関連世界史年表(1901-1995)
 略語一覧

関連情報

今、想い起こすと、20世紀最後の10年間と21世紀初頭からの約20年間は、フランスはもとよりヨーロッパは文字通り、激動の時代だったと言える。
ヨーロッパはこの時期、ベルリンの壁崩壊(1989年11月)とその延長線上の冷戦の終結、共産主義ソ連の瓦解と米国をはじめとする西側民主主義の勝利という歴史の曲がり角に直面していた。冷戦は米国とソ連の戦いだったが、主要舞台はヨーロッパだった。しかも、その後も冷戦の“戦火”は燻り続け、それは地域紛争、少数民族紛争となって噴出した。フランスは湾岸戦争(参戦前提の政府宣言を臨時上下議会で可決したのは第二次世界大戦以来初)に続いて、ボスニア紛争、コソボ空爆、アフガニスタン戦争に国連平和維持軍、多国籍軍として多数を派兵、多数の戦死者と重軽傷者を出した。サラエボはパリから空路2時間の“隣国”であるという自明の理に気づいたのは、パリに赴任後だった。
こうしたヨーロッパの激動の時期に新聞社の特派員として、次いでフリーのジャーナリストとして現場に立ち会うことができたことを、僥倖といわずに何と言おう。しかも、そのヨーロッパに1千年、曲がりなりにも大国として存在し、中心的役割を果たしてきたフランスから眺望できたのだから。
(「序」より)

●全巻構成
 Ⅰ ミッテランの時代 1990.5-1995.4
 Ⅱ シラクの時代1 1995.5-2002.5
 Ⅲ シラクの時代2 2002.5-2007.5
 Ⅳ サルコジの時代 2007.5-2012.5
 Ⅴ オランド、マクロンの時代 2012.5-2021.5
予各巻平均600頁 口絵2~4頁 予各4800円

冷戦終結から欧州統合が実現する一方、湾岸戦争、ユーゴ紛争、9・11事件、アフガン戦争、そして大規模な経済危機と環境危機が襲来した激動の20世紀末から21世紀初頭の「世界」を、在パリ30年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞の一流ジャーナリストが克明に記した、スリリングな現代史クロニクル。

著者紹介

●山口昌子(やまぐち・しょうこ)
ジャーナリスト。慶應義塾大学文学部仏文科卒業後、1969~70年、フランス政府給費留学生としてパリ新聞記者養成所(CFJ)で学ぶ。産経新聞入社後は教養部、夕刊フジ、外信部次長、特集部編集委員を経て、1990年5月から2011年9月まで21年間にわたってパリ支局長を務める。1994年、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。2013年にはレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章した。
著書に『大国フランスの不思議』(角川書店)、『シャネルの真実』(講談社+α文庫)、『ドゴールのいるフランス』(河出書房新社)、『原発大国フランスからの警告』(ワニブックス)、『フランス人の不思議な頭のなか』(角川学芸出版)、『フランス流テロとの戦い方』(ワニブックス)、『パリの福澤諭吉――謎の肖像写真をたずねて』(中央公論新社)、『大統領府から読むフランス300年史』(祥伝社黄金文庫)など。

*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです

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