- 岡田英弘 著
- 増補新版への解説=宮脇淳子
- 四六上製 712頁・口絵4頁
ISBN-13: 9784865784695
刊行日: 2025/8
東と西をつなぐ“岡田史学”
「アルタイ学」とは何か? 解説(宮脇淳子)22頁を増補!
常設国際アルタイ学会(PIAC)、東亜アルタイ学会、日本のアルタイ学・アジア学研究者集会(野尻湖クリルタイ)等の自由・平等で学際的な「真の学問」を追究する“読んでおもしろい”学会報告、師と学友の伝記、学術書の書評等を収録。
世界に冠たるアルタイ学・ユーラシア史研究の成果!!
目次
はじめに
〈付図〉国際学会開催地
第Ⅰ部 常設国際アルタイ学会(PIAC)参加報告
第7回――1964年 オーステルベーク/オランダ
第20回――1977年 レイデン/オランダ
第27回――1984年 ヴァルバーベルク/西ドイツ
第28回――1985年 ヴェネツィア/イタリア
第29回――1986年 タシュケント/ソ連ウズベク共和国
第30回――1987年 ブルーミントン/アメリカ合衆国
第31回――1988年 ヴァイマール/東ドイツ
第32回――1989年 オスロ/ノルウェー
第33回――1990年 ブダペシュト/ハンガリー共和国
第34回――1991年 ベルリン/ドイツ
第35回――1992年 台北/中華民国台湾
第37回――1994年 シャンティイ/フランス
第38回――1995年 川崎/日本
第39回――1996年 セゲド/ハンガリー共和国
第40回――1997年 プロヴォ/アメリカ合衆国
第41回――1998年 ヘルシンキ/フィンランド共和国
第Ⅱ部 東亜アルタイ学会、その他の国際学会参加報告
第3回東亜アルタイ学会 1969年 台北
第4回東亜アルタイ学会 1971年 台北
第5回東亜アルタイ学会 1979年 台北
第6回東亜アルタイ学会 1981年 台北
国際清史檔案研討会 1978年 台北
第31回国際アジア・北アフリカ人文科学会議 1983年 東京・京都
国際中国辺疆学術会議 1984年 台北
国際中国少数民族言語文化歴史シンポジウム 1986年 サンタバーバラ/アメリカ合衆国
第32回国際アジア・北アフリカ研究会議 1986年 ハンブルク/西ドイツ
第5回国際チベット学会 1989年 成田
ケンブリッジ大学モンゴル・内陸アジア研究施設――附・英国モンゴル協会 1989年 ケンブリッジ/英国
国際セミナー「モンゴル帝国とその遺産」 1991年 ロンドン
蒙古文化国際学術研討会 1992年 台北
第34回国際アジア・北アフリカ研究会議 1993年 香港
第Ⅲ部 野尻湖クリルタイ 参加報告
第3回 1966年
第4回 1967年
第5回 1968年
第6回 1969年
第7回 1970年
第8回 1971年
第9回 1972年
第15回 1978年
第16回 1979年
第17回 1980年
第18回 1981年
第19回 1982年
第20回 1983年
第21回 1984年
第Ⅳ部 回顧と展望、学界動向
回顧と展望 朝鮮・満洲 1956年
回顧と展望 満洲・朝鮮 1958年
回顧と展望 満洲・モンゴル・シベリア 1962年
回顧と展望 満洲・モンゴル 1966年
回顧と展望 北アジア 1972年
アルタイ学辞典の編纂 1972~75年
東洋史研究会大会/内陸アジア史学会/東方学会 1975年
アジア社会の原構造と変容過程の研究 1977年
第Ⅴ部 師と友人
モンゴル学者 ニコラス・ポッペ自伝抄
モンゴル学者 ヴァルター・ハイシヒ
アルタイ学者 デニス・サイナー
チベット学者 トゥプテン・ジグメ・ノルブ
シナ古代哲学研究者 ポール・M・トンプソン
モンゴル言語学者 ゴンボジャブ・ハンギン
モンゴル政治学者 セチン・ジャクチト
元朝史学者 イーゴル・デ・ラケヴィルツ
モンゴル言語学者 ハンス・ペーター・フィーツェ
現代モンゴル史学者 坂本是忠
第Ⅵ部 学術書書評
余元【今+酉+皿】著『内蒙古歴史概要』
ソ連科学院・蒙古人民共和国科学委員会編『蒙古人民共和国通史』
萩原淳平著『明代蒙古史研究』
鈴木中正編『千年王国的民衆運動の研究――中国・東南アジアにおける』
陳正祥編著、梅村坦解説翻訳『中国歴史・文化地理図冊』
島田正郎著『清朝蒙古例の研究』
海老沢哲雄著「モンゴル帝国対外文書管見」
島田正郎著『清朝蒙古例の実効性の研究』
おわりに
初出一覧
〈増補新版への解説〉アルタイ学と私たち――日本における中央ユーラシア研究の歩み (宮脇淳子)
主要研究者人名索引
〈付図〉国際学会開催地
第Ⅰ部 常設国際アルタイ学会(PIAC)参加報告
第7回――1964年 オーステルベーク/オランダ
第20回――1977年 レイデン/オランダ
第27回――1984年 ヴァルバーベルク/西ドイツ
第28回――1985年 ヴェネツィア/イタリア
第29回――1986年 タシュケント/ソ連ウズベク共和国
第30回――1987年 ブルーミントン/アメリカ合衆国
第31回――1988年 ヴァイマール/東ドイツ
第32回――1989年 オスロ/ノルウェー
第33回――1990年 ブダペシュト/ハンガリー共和国
第34回――1991年 ベルリン/ドイツ
第35回――1992年 台北/中華民国台湾
第37回――1994年 シャンティイ/フランス
第38回――1995年 川崎/日本
第39回――1996年 セゲド/ハンガリー共和国
第40回――1997年 プロヴォ/アメリカ合衆国
第41回――1998年 ヘルシンキ/フィンランド共和国
第Ⅱ部 東亜アルタイ学会、その他の国際学会参加報告
第3回東亜アルタイ学会 1969年 台北
第4回東亜アルタイ学会 1971年 台北
第5回東亜アルタイ学会 1979年 台北
第6回東亜アルタイ学会 1981年 台北
国際清史檔案研討会 1978年 台北
第31回国際アジア・北アフリカ人文科学会議 1983年 東京・京都
国際中国辺疆学術会議 1984年 台北
国際中国少数民族言語文化歴史シンポジウム 1986年 サンタバーバラ/アメリカ合衆国
第32回国際アジア・北アフリカ研究会議 1986年 ハンブルク/西ドイツ
第5回国際チベット学会 1989年 成田
ケンブリッジ大学モンゴル・内陸アジア研究施設――附・英国モンゴル協会 1989年 ケンブリッジ/英国
国際セミナー「モンゴル帝国とその遺産」 1991年 ロンドン
蒙古文化国際学術研討会 1992年 台北
第34回国際アジア・北アフリカ研究会議 1993年 香港
第Ⅲ部 野尻湖クリルタイ 参加報告
第3回 1966年
第4回 1967年
第5回 1968年
第6回 1969年
第7回 1970年
第8回 1971年
第9回 1972年
第15回 1978年
第16回 1979年
第17回 1980年
第18回 1981年
第19回 1982年
第20回 1983年
第21回 1984年
第Ⅳ部 回顧と展望、学界動向
回顧と展望 朝鮮・満洲 1956年
回顧と展望 満洲・朝鮮 1958年
回顧と展望 満洲・モンゴル・シベリア 1962年
回顧と展望 満洲・モンゴル 1966年
回顧と展望 北アジア 1972年
アルタイ学辞典の編纂 1972~75年
東洋史研究会大会/内陸アジア史学会/東方学会 1975年
アジア社会の原構造と変容過程の研究 1977年
第Ⅴ部 師と友人
モンゴル学者 ニコラス・ポッペ自伝抄
モンゴル学者 ヴァルター・ハイシヒ
アルタイ学者 デニス・サイナー
チベット学者 トゥプテン・ジグメ・ノルブ
シナ古代哲学研究者 ポール・M・トンプソン
モンゴル言語学者 ゴンボジャブ・ハンギン
モンゴル政治学者 セチン・ジャクチト
元朝史学者 イーゴル・デ・ラケヴィルツ
モンゴル言語学者 ハンス・ペーター・フィーツェ
現代モンゴル史学者 坂本是忠
第Ⅵ部 学術書書評
余元【今+酉+皿】著『内蒙古歴史概要』
ソ連科学院・蒙古人民共和国科学委員会編『蒙古人民共和国通史』
萩原淳平著『明代蒙古史研究』
鈴木中正編『千年王国的民衆運動の研究――中国・東南アジアにおける』
陳正祥編著、梅村坦解説翻訳『中国歴史・文化地理図冊』
島田正郎著『清朝蒙古例の研究』
海老沢哲雄著「モンゴル帝国対外文書管見」
島田正郎著『清朝蒙古例の実効性の研究』
おわりに
初出一覧
〈増補新版への解説〉アルタイ学と私たち――日本における中央ユーラシア研究の歩み (宮脇淳子)
主要研究者人名索引
関連情報
真の学問とは何か!?
著作集の最終巻となる本第8巻『世界的ユーラシア研究の六十年』は、私が生涯を通して参加してきた国内外の学会報告をすべて収録し、さらに、母校の東京大学が刊行している『史学雑誌』に若い頃に寄稿した、私の専門分野に関する「回顧と展望」、私の師や友人である外国人学者を日本人に紹介した記事、学術書の書評を収めた、著作集のなかではもっとも学術的な巻である。
私が初めて常設国際アルタイ学会(PIAC)に参加したのは、ボン大学滞在中である。頭文字を取って「ピアック」と呼ぶこの学会は、オーストリア生まれで第二次世界大戦中に南モンゴルで調査研究をしたヴァルター・ハイシヒの創設になる。学閥や長幼の序を重んじる日本の学会とはまったく異なるピアックの雰囲気がたいへん気に入った私は、できるだけこの会議に参加しようと考え、また、なるべく多くの日本人学者に、海外の研究事情はもちろんのこと、国際学会とは学者仲間の社交場であるということを伝えたいと、参加した会議についてはかならず報告を書いてきたのである。 (本文より)
著作集の最終巻となる本第8巻『世界的ユーラシア研究の六十年』は、私が生涯を通して参加してきた国内外の学会報告をすべて収録し、さらに、母校の東京大学が刊行している『史学雑誌』に若い頃に寄稿した、私の専門分野に関する「回顧と展望」、私の師や友人である外国人学者を日本人に紹介した記事、学術書の書評を収めた、著作集のなかではもっとも学術的な巻である。
私が初めて常設国際アルタイ学会(PIAC)に参加したのは、ボン大学滞在中である。頭文字を取って「ピアック」と呼ぶこの学会は、オーストリア生まれで第二次世界大戦中に南モンゴルで調査研究をしたヴァルター・ハイシヒの創設になる。学閥や長幼の序を重んじる日本の学会とはまったく異なるピアックの雰囲気がたいへん気に入った私は、できるだけこの会議に参加しようと考え、また、なるべく多くの日本人学者に、海外の研究事情はもちろんのこと、国際学会とは学者仲間の社交場であるということを伝えたいと、参加した会議についてはかならず報告を書いてきたのである。 (本文より)
著者紹介
●岡田英弘(おかだ・ひでひろ)
1931年東京生。歴史学者。シナ史、モンゴル史、満洲史、日本古代史と幅広く研究し、全く独自に「世界史」を打ち立てる。東京外国語大学名誉教授。2017年5月歿。
東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年『満文老檔』の共同研究により、史上最年少の26歳で日本学士院賞を受賞。アメリカ、西ドイツに留学後、ワシントン大学客員教授、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を歴任。
著書に『歴史とはなにか』(文藝春秋)『倭国』(中央公論新社)『世界史の誕生』『日本史の誕生』『倭国の時代』(筑摩書房)『中国文明の歴史』(講談社)『読む年表 中国の歴史』(ワック)『モンゴル帝国から大清帝国へ』『〈清朝史叢書〉大清帝国隆盛期の実像』『漢字とは何か』(藤原書店)『チンギス・ハーンとその子孫』(ビジネス社)他。編著に『清朝とは何か』(藤原書店)他。2016年、『岡田英弘著作集』全8巻(藤原書店)が完結。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです
1931年東京生。歴史学者。シナ史、モンゴル史、満洲史、日本古代史と幅広く研究し、全く独自に「世界史」を打ち立てる。東京外国語大学名誉教授。2017年5月歿。
東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年『満文老檔』の共同研究により、史上最年少の26歳で日本学士院賞を受賞。アメリカ、西ドイツに留学後、ワシントン大学客員教授、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を歴任。
著書に『歴史とはなにか』(文藝春秋)『倭国』(中央公論新社)『世界史の誕生』『日本史の誕生』『倭国の時代』(筑摩書房)『中国文明の歴史』(講談社)『読む年表 中国の歴史』(ワック)『モンゴル帝国から大清帝国へ』『〈清朝史叢書〉大清帝国隆盛期の実像』『漢字とは何か』(藤原書店)『チンギス・ハーンとその子孫』(ビジネス社)他。編著に『清朝とは何か』(藤原書店)他。2016年、『岡田英弘著作集』全8巻(藤原書店)が完結。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです




