ディスタンクシオン――社会的判断力批判〈普及版〉 2(全2分冊)

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  • ピエール・ブルデュー 著
  • 石井洋二郎 訳
  • A5並製 520頁
    ISBN-13: 9784865782882
    刊行日: 2020/11

圧倒的名著の普及版、ついに誕生。

絵画、音楽、映画、読書、料理、部屋、服装、スポーツ、友人、しぐさ、意見、結婚……。毎日の暮らしの「好み」の中にある階級化のメカニズムを、独自の概念で実証した、ブルデューの押しも押されもしない主著にして名著。

◎第8回渋沢・クローデル賞受賞
◎NHK「100分de名著」で紹介!


目次

第Ⅲ部 階級の趣味と生活様式
5 卓越化の感覚――支配階級
   芸術作品の所有化様式/支配趣味のヴァリアント/時間の刻印/世俗的大きさと非世俗的大きさ
6 文化的善意――中間階級
   認知と承認/学校と独学/勾配と傾向/プチブル趣味のヴァリアント/下降プチブル/実働プチブル/新興プチブル/
   義務から義務としての快楽へ
7 必要なものの選択――庶民階級
   必要趣味と順応の原理/支配の効果
8 文化と政治
   世論調査と検閲/身分と能力/政治への発言権/個人的意見/意見の生産様式/意味の剝奪と流用/
   道徳的秩序と政治的秩序/階級のハビトゥスと政治的意見/意見の需要と供給/政治空間/軌道の固有効果/
   政治言語

結論 階級と分類
  身体化された社会構造/概念なき知識/利害がらみの帰属判断/分類闘争/表象の現実と現実の表象
追記 「純粋」批評の「通俗的」批判のために
  安易なものへの嫌悪/「反省の趣味」と「感官の趣味」/否認された社会的関係/余録と補遺/読書の快楽

原注(第Ⅱ分冊)
写真出典一覧/図表索引/人名、作品名・紙誌名索引
訳者解説

本書を推す

●岸 政彦さん(社会学)
私がどこから来て、どこへ行くのかを、すべて説明されたような気がした。
これほど夢中で読んだ社会学は他にない。
ブルデューの社会学は、孤独だ。そこで描かれるのは、構造に埋め込まれ、縛られて、それでもなお懸命に生きる個人たちの姿である。
それは、あなたであり、私だ。
地方の貧しい家に生まれたひとりの青年が、独自の理論で完全武装し、フランス社会学界に君臨する。本書は、社会学の孤独な王が書き尽くした、自らの出自と階級社会に対する「落とし前」である。

●北田暁大さん(社会学・メディア論)
「ブルデューはあなただ」!
現代文化社会学の到達点としての出発点。
社会理論、フィールドワーク、計量分析――社会学の三本柱ともいえる方法論を総動員し、縦横無尽に「社会にとっての文化」の意味を分析していく“the sociology”。
いまなお、質的・量的な社会学研究にとって乗り越えるべき金字塔として、読まれ、援用され、敬意をもって「批判」され続けている本書には、社会学的想像力の経験的な結晶が詰まっている。


【著者紹介】
ピエール・ブルデュー(Pierre Bourdieu, 1930-2002)
高等師範学校卒業後、哲学の教授資格を取得、リセの教員となるが、55年アルジェリア戦争に徴兵。アルジェ大学助手、パリ大学助手、リール大学助教授を経て、64年、高等研究院第6部門(後の社会科学高等研究院)教授。81年コレージュ・ド・フランス教授、2001年同名誉教授。レイモン・アロンの下で創設したヨーロッパ社会学センターおよび教育・文化社会学センター(現在は前者に統合)、雑誌『社会科学研究学報』を主宰し、90年代には出版社レゾン・ダジールを創設するなど、学際的共同研究を国際的に展開。20世紀における最も影響力ある社会科学者のひとりであり、新自由主義に反対するグローバルな動員を呼びかけた知識人のひとりだった。社会学ならびに人類学の数多くの古典的作品の著者であり、代表作である本書『ディスタンクシオン』のほか、『再生産』(パスロンと共著)『社会学の社会学』『構造と実践』『話すということ』『資本主義のハビトゥス』『社会学者のメチエ』(シャンボルドン、パスロンと共著)『芸術の規則』『自由―交換』(ハーケと共著)『遺産相続者たち』(パスロンと共著)『ホモ・アカデミクス』『教師と学生のコミュニケーション』(パスロン、サン・マルタンと共著)『ハイデガーの政治的存在論』『政治』『住宅市場の社会経済学』『リフレクシヴ・ソシオロジーへの招待』(ヴァカンと共著)『実践理性』『結婚戦略』『国家の神秘』(ヴァカン他と共著)『パスカル的省察』『科学の科学』『自己分析』『国家貴族』『介入』『男性支配』『知の総合をめざして』『世界の悲惨』など、また〈シリーズ・社会批判〉として『市場独裁主義批判』『メディア批判』(以上邦訳、藤原書店)など、多数の著書がある。

【訳者紹介】
石井洋二郎(いしい・ようじろう)
1951年東京生まれ。東京大学名誉教授。地域文化研究・フランス文学。
著書:『差異と欲望――ブルデュー『ディスタンクシオン』を読む』(藤原書店)、『パリ――都市の記憶を探る』(ちくま新書)、『身体小説論――漱石・谷崎・太宰』(藤原書店)、『文学の思考――サント=ブーヴからブルデューまで』(東京大学出版会)、『美の思索――生きられた時空への旅』(新書館)、『ロートレアモン 越境と創造』(筑摩書房、第59回芸術選奨文部科学大臣賞)、『科学から空想へ――よみがえるフーリエ』(藤原書店)、『フランス的思考――野生の思考者たちの系譜』(中公新書)、『時代を「写した」男ナダール1820-1910』『ブルデュー『ディスタンクシオン』講義』(藤原書店)など。
共編著:『文化の権力――反射するブルデュー』(藤原書店)、『フランスとその〈外部〉』(東京大学出版会)など。
訳書:ブルデュー『ディスタンクシオンⅠ・Ⅱ』(本書、藤原書店、第8回渋沢・クローデル賞)、同『芸術の規則Ⅰ・Ⅱ』(藤原書店)、『ロートレアモン/イジドール・デュカス全集』(筑摩書房、第37回日本翻訳出版文化賞・第9回日仏翻訳文学賞)、バルト『小説の準備』(筑摩書房)など。

*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです

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